涼感アクアリウム~楽曲のブログ~

涼感アクアリウム(2012~2018)の楽曲を紹介するブログ

プレゼント

いつか見つけたあの木の芽は 取るに足らないものだったのに 気づけば見上げるほど高く育っていた 終わりの予感に怯えていた 僕は今でも泣き虫で あの日に一人きりのまま取り残されてた 約束の木の下 アルバムをめくる その手を止めることすら 僕にはできず …

旅人と猫

光が消えるはとうの昔のこと 目を開け広がるは黒しかない世界 自らを包む匂いと音だけを 頼り 導かれていくように漂うように 擦寄る猫のぬくもりと 他には何もない 逃げているのかも探しているのかも それすらも曖昧なまま歩いているのは 止まることすらもす…

傷跡は眠る

涼感アクアリウム 傷跡は眠る 満たされた生活に終わりも始まりもあるのかわからない 子供に置き去りにされたままで宝探しは続いてる 目に見える光るもの全部 この手を伸ばしていた 真っ暗な夜にこの叫びも 吸い込まれていく 月の雫も星の欠片も 降ってはこな…

こぼれる

咲いてる花だけ愛でてしまうけど、 目に見えるものだけが正しいの?とか あなたのことば 心の中から 今でも消えることはなく そう、満たされた水がこぼれてしまうように どんな花もいつか終わりがくるってこと あのころの毎日は瞬きのうちに融けてしまった …

wavy silhouette

彼は自由を求めて 行き先のない旅に出た 淡く霞んでいった 遠ざかる街の灯がゆれる 不確かな 心が 塞いだ 昨日の影 ああ 何もかもが始まっていくよ 僅かに照らされて まだ見たことない話の続きを今描こう 彼は安らぎを求め 行き先のない旅へ 何一つ色褪せな…

静寂に

最後の唄が 今を眠らせて まだ記憶の中にある幻を探した 使い古した本に綴じられた 汚れた栞の意味は忘れてしまった 嘘だらけで 歪められた 夜に 聞こえてきた あの唄は すべてを受け止めて また静かに 朝を呼んできた 分からなくなる あのとき出した答え 忘…

21

涼感アクアリウム 『21』 10年前の僕の思い描いてた自分 いつになったら 追いつけるのだろう 一人になって気づく煙草臭い身体 これが大人ってことなのかな まだ大人になりたくないと そんな焦りを かわいた風がはこんできた 今にしがみついて 過去にすがりつ…

水鏡と少女の回想

Instrumental

kamihikouki

涼感アクアリウム kamihikouki 2018.3.21 濡れた頬にあたる風は冷たく 慰めてくれやしない 分かっていた 君のことはすべて だけど目を逸らしてた ああ どれだけ 忘れようと したって 消えない 紙飛行機を飛ばすように簡単に 君に届けばいいのに そんなこと考…

にわか雨があがれば

ある日スクリーンの前で何度も観た映画を観ていた あの日映画の中の世界で生きていたいと夢見た 忘れかけたこと今なら思い出せる 今駆け出していいよ さああのヒーローのように この胸の高鳴りが 僕をどこまでも連れて 何も怖いものはない 大丈夫変われるさ …

光の地図

涼感アクアリウム 光の地図 雲の切れ間から鳥が朝を告げた ベランダの隅で君は何を見てる? そっと手を伸ばしてみた 失くしたものを取り戻すように 揺らぐ景色の奥で 鳥たちが羽ばたいた この声が届くように 閉ざされた街に隠れぬように 聞かせてよ 君のその…

途切れない空白 変わらない景色 僕らは待つだけで 何もつかめない 淡く光る街灯 冷たい手を透かした わずかに聞こえる瞬間に 消えてく 僕らが気付く間もなく 失くした鍵を 今探してる 想像が世界を染めあげたら 風のような日々を彩った 透明な夢を見続けてい…

opening theme

涼感アクアリウム 『opening theme』 空を駆け抜けていく 飛行機雲の白を 必死に追いかけていた いつからかそんな当たり前の日々も 戻らないことを悟った いつかの過去のイメージさえ 今も鮮明に浮かんでいる 時計の針の刻む音が どこか 聞こえた気がした 無…

クレセント

目が覚めると 真っ白な世界 靴ひもしめ 僕は駆け出す 乱反射する光がまぶしい 僕は無心で走ってく いくら叫んだって 消えなかった不安 聞こえてますか 僕の声 きっと僕らは 試されてるんだ 信じてもない神様に だけど僕らは 構ってる暇などない 信じれるのは…

深呼吸

涼感アクアリウム 『深呼吸』 独りきりの部屋を 照らすのは欠けた月だけ 深く息を吐いて ようやく自分に戻るとき いつでも僕は 何かに追われ 息つく暇もない 立ち止まれない 追いつかれそうで 立ち止まれない ah 怯えてる 立ち止まれない 怖くて苦しい 深く…

北極星

あの夜見た星空に 重ねたこの空輝いてる あの日いつもの場所で 僕ら空見上げてた 眩しすぎる光に 僕は目をそらしてた だけど君の横顔 あの星にひたむきで 君が見てるものは何なのか 僕は答えを持たなかった 「輝いてるあの星は いつでも僕らの道標 あの星は…